2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

1兆5190億円の道路の整備計画は如何にして決められたか

民主党衆議院議員まぶちすみお氏のブログを読んで驚いた。(下記にリンクあり)1兆5190億円という道路の整備計画がどのようにして議決されるのか、これを読んで憤らない人はいないだろう。一体どうしてこのような暴挙が許され、それを行う麻生自民党政権は支持…

15兆円経済政策は誰のため?

今月8日、政府は新たな追加経済対策の裏付けとなる平成21年度補正予算の財政支出を15兆円規模、事業規模は総額約56兆5000億円とする方針を固めた。その財源は10〜11兆円は国債発行で賄い、その内7〜8兆円は赤字国債となる。この経済対策によって景気効果があ…

鳩山由紀夫の言う定住外国人参政権問題

先日ニコニコ動画というインターネット上の動画サイトに民主党幹事長の鳩山由紀夫が出演し、視聴者からの質問に答えるという企画があった。その中に「外国人参政権を認めるのか?」という質問があり、鳩山由紀夫は「永住外国人の参政権を認める度量の大きさ…

草なぎ事件の焦臭さ

二階堂.comというサイトがある。所謂匿名で書かれるネットの情報サイトである。このサイトの書き手はどうやら官邸に出入りする人であるらしい。長らくここを見続けた感想を言うと、その情報のヒット率は半分近くあるように思う。まともな情報が半分と、情報…

前原誠司の終焉

安倍元首相は17日午後(日本時間18日未明)、ワシントンの政策研究機関「ブルッキングス研究所」で講演し、「一緒に(ワシントンに)来ている前原誠司副代表が、もし民主党政権になって首相をやれば、自民党と(政策的に)ほとんど変わりがないと思う」と述…

北朝鮮ミサイル発射事件に対する安保理議長声明を嗤う

北朝鮮がミサイルを太平洋に向けて発射するとかしないとか、それはミサイルでなくて人工衛星だとか、さらには日本としては迎撃して撃ち落とす構えであるとか、散々騒ぎに騒いだ挙げ句、先日ミサイルは予定通り発射され、日本を飛び越え太平洋に落とされた。…

泣いても笑っても日本人の責任

4月12日に投開票された秋田県知事選挙に於いて、民主党県連国民新党らが支持した候補者が自民社民推薦の候補に敗れた。この政党推薦の入り乱れぶりを見ると民主党が直接の敗因であると結論付けるのには無理があると思うが、報道各社は相変わらず小沢一郎が代…

かんぽの宿問題と小泉元首相の詭弁

4月8日、京都グランビアホテルに於いて小泉元首相が演壇に立ち、「かんぽの宿売却問題の本質は何かよく考えて下さい。これは役所がやらなくていい仕事を今までやってたんです」と演説を行った。僕はこのニュースをテレビのニュースで知った。そしてその直後…

次回衆議院議員総選挙勝敗の基準値

前回の衆議院議員総選挙は所謂郵政選挙と呼ばれるもので、小泉首相(当時)が参議院で否決された郵政民営化案をもう一度国民の信を問うとか言って解散し行われた選挙だった。その結果自民単独で300議席を超すという神風が吹き、その後自公政権の衆議院での暴…

説明責任を叫ぶ無責任

中田カウスという漫才師がいる。中堅どころの漫才師だと長い間思っていたのだが、知らない間に吉本興業の取締役に就いていた。吉本興業というと今や上場企業である。その取締役になるなんて、よっぽどビジネスに対して明るいのだろうと普通は思う。数年前、…

民主党は年金カードをきれ

1950年代に心理学者のソロモン・アッシュが行った実験がある。例えば、Aのカードに5センチの線を引く。Bのカードには3センチの線を引く。これを被験者に一枚ずつ見せる。 「AのカードとBのカードの線は同じ長さでしたか?」 すると誰もが「Aのカードの線の方…

週刊文春対談「小沢一郎の賭け」

現在発売中の週刊文春4月9日号に「小沢一郎の賭け」という対談が載っている。対談を行っているのは櫻井よしこ氏、郷原信朗氏、上杉隆氏らである。(以下敬称略)情報というものはついつい自分の意見に与するものが集まってきがちになるものである。いまだに…

田中良紹氏の見解は正しい

僕はこのようなブログを書いてはいるけれど、特定の政党の支持者ではない。過去に自民党に投票したこともあれば、民主党に投票したこともある。もっと以前に遡れば共産党に投票したこともあるぐらいだ。いわゆる不動票層と言われる層だろうと思う。ただ、俗…

秘密警察或いは特高としての東京地検特捜部

3月3日に小沢民主党代表の公設第一秘書が逮捕され、24日に東京地検特捜部によって起訴された。起訴理由は政治資金規正法違反である。もう一度この事件をおさらいしてみると、そもそも政治資金規正法というのは、政治家は企業から政治献金をもらってはいけな…

補正予算成立後の選挙に備えよ

麻生首相は昨日新経済政策を発表し、その審議の先行き如何では解散に踏み切るとの考えを示した。この補正予算は悪化したまま上昇の気配のない経済状況への刺激策を含み、大型の赤字国債発行も視野に入れたものである。この中には例えば杉の木を伐採し、花粉…