2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

衆議院議員選挙結果に思う

上記の選挙結果について今更何も書くまい。見れば分かることだ。そしてその選挙結果について、「これは民主の勝利ではなく、自民の否定ととるべきだ」とか、「風が吹いただけ」などという意見もある。そしてそれら軽薄な意見に左右される軽薄な輩がいる。し…

最高裁判所判事の国民審査と一票の格差

8月30日の衆議院議員選挙では最高裁判所判事の国民審査も同時に行われる。数人の名前が列挙されているところに×をつける、アレである。先日haigujinさんのブログを読んでいて、思わずニヤリとしたところがある。 私は今まで、裁判官全員に無条件に×をつけて…

誹謗中傷とネガティブキャンペーン

既に何度も書いてきたことだけれど、このブログは今年3月の小沢一郎公設第一秘書が逮捕されたことに憤りを感じ、どこにもぶつけようのない怒りの感情を書き記すために作ったブログである。だから多くの人に読まれることなど想定していないし、ネット広告を貼…

投票とは現状に対する不満を見つめる行為

8月30日の投票日まで、今日を含めてあと5日となった。連日のように激しい選挙報道を目にする。報道各社は、先日の世論調査において民主党が300議席を超える勢いであると報じた。いくら何でもそれはない数字だろうと思う。僕の予想は民主270議席程度である。…

日本記者クラブ制度という既得権益の無効こそ政権交代の醍醐味だ

民主党のマニュフェストには触れられていない公約があって、その中で最も重要だと思うのが記者クラブ制度によらない記者会見制度である。記者クラブというのは、クラブ加盟の報道機関により自主運営される組織である。首相官邸、省庁、地方自治体、地方公共…

舛添厚生労働大臣、酒井法子、押尾学、そして選挙報道

舛添要一厚生労働相は19日、厚生労働省内で記者会見し、「本格的な流行がすでに始まっている可能性がある」とし、「国民一人ひとりが感染防止対策を実践してほしい」と呼びかけた。同日午前には国内で3人目の死者が名古屋市で確認された。舛添厚労相は「重…

平野貞夫著「わが友・小沢一郎」を読む

このブログは、今年3月3日に当時民主党党首だった小沢一郎の公設秘書である大久保氏が、東京地検特捜部により逮捕されたことに憤りを感じ、何か自分なりに意見を整理しようという目的で作ったものである。大久保秘書の逮捕理由は、寄付を受けた政治団体がゼ…

小沢一郎は真剣を使った勝負をしている

2005年の郵政選挙の時、自民党衆議院議員で郵政民営化に反対した人達は、党の公認をもらえず、離党する形で各々が選挙戦を戦った。ある者は単独で、そしてある者達は集まって新党を結成し、衆議院議員選挙を戦い、当選したり落選したりしたのである。単独で…

馬渕澄夫シビックミーティングに出かけて思ったこと

衆議院議員小選挙区の奈良1区というのは、民主党の馬渕澄男(まぶちすみお)氏の選挙区で、僕はその地区の住人だ。先日、うちに電話があって、馬渕澄夫さんからだったと家人が言うので、まさかと思って詳細を聞くと、8月9日に奈良県立文化会館においてシビッ…

クリントン元大統領と麻生首相、拉致被害者への対応の違い

8月4日、クリントン元大統領は平壌に到着した。北朝鮮が今年3月から拘束している米国人女性記者2人の引き渡しを求めての訪問である。拘束されているのは米カレントテレビの女性記者で、韓国系米国人のユナ・リーと中国系米国人のローラ・リンの両氏で、3月17…

植草一秀氏の収監と革命前夜

経済学者の植草一秀氏が昨日収監されたという。植草氏について、ここでその経歴や二度にわたる逮捕劇、またその裁判の不思議な過程について述べることは退屈だろう。このブログにまでやって来て、拙駄文を読んでおられるような方々は既に先刻承知であると確…