2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

結局のところ、今年最大のミステリーは「鳩山辞任」だった

はやいものであっという間に大晦日である。この一年、為し得たことなどまるでなく、為し得なかったことの膨大な量に喪失感を感じる一方、来年こそはと新たな気概を持つことももはやなく、まあこんなものさと諦めることが当たり前のようになっている。新聞や…

小沢一郎の政倫審出席会見で追い込まれた菅政権執行部

昨日小沢一郎が緊急記者会見を行い、政治倫理審査会出席問題に対して、出席すると発表した。勿論、少しでもこの問題を調べたことのある人々は、政治倫理審査会というものは党や他の議員に強制されるべきものではなく当事者自身の意志で行うものであり、しか…

官僚の逆襲と政権の迎合主義と

年末となり何もかもがめまぐるしいスピードで自分の周りを飛び交っていく。まるで自分だけがスローモーションの動きのようで、何とか辻褄を合わせるだけで精一杯である。必然的にブログの更新も滞るのだが書きたいことは次から次へと止めどなく発生する。そ…

純粋政局内閣の惨めな咆吼

「三浦右衛門の最後」という菊池寛の短編がある。今はネットで無料で読むことが出来る。A4の紙に印刷したら7〜8枚の短編なので読むのに時間はかからない。この短編には「主君と家臣」や「裏切りと皮算用」や「男色」などの様々なテーマが織り込まれているの…