2011年終わる
なにやらあっという間に2011年という年が終わろうとしている。
今年は3月に地震や津波があり、原子力発電所が爆発しメルトダウンした。事故の対応を誤った菅政権は崩壊し、あとを受けた野田政権はなぜか増税やTPPを一生懸命にプッシュしようとしている。原発もいつの間にやら冷温で安定したと宣言されてしまった。
海外でもエジプトやリビアなどで独裁者が失脚し、ギリシャやイタリアなども政権が崩壊した。ドルもユーロも暴落してどこもかしこもあっぷあっぷ状態になった。北朝鮮も金正日が死去し、東アジアは再び不安定な状態に突入したと言える。
この2011年という年を振り返ってみると、国内国外を問わず明るい話題に乏しかったことに驚いてしまう。多分世界は今、真っ逆さまに深い奈落の底へと落ちていっている途中なのだろう。
来年が良い年であるのかどうかは分からないけれど、少なくとも今年があまり良い年でなかったことを学んだ僕たちは、落下状態から停止した状態にまで持ち直しているんだろうと思う。あとは這い上がるだけだ。
来年は日本も外国もリスタートに向けて猛烈な競争が始まるだろうと思う。そこではフェアな戦いもあればアンフェアな戦いもあるだろう。その結果、いい年になるかもしれないしならないかもしれない。
このブログでも、その時々の自分の考え方を表していくつもりである。
今年はどうもありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
トニー四角